コラム

投稿日:2018/9/25

オフィス内での視線とコミュニケーション

オフィス内での視線とコミュニケーション

 

 

こんにちは、オフィスラボです。

 

今日はオフィスの「視線とコミュニケーション」についてのご紹介です。

本コラムでも今まで様々な形で、オフィスでのコミュニケーションの重要性をご紹介してきました。

 

オフィスデザインを軸にした生産性を高めるコミュニケーションについて

オフィスデザインにおけるカラーコーディネートの重要性

 

今回は、「視線」ということに注目してオフィスでのコミュニケーションを考えてみましょう。

「目は口ほどに物を言う」とも言われる通り、目、ないし視線から始まるコミュニケーションは重要です。

オフィスにおいては、「机の形」や「机の配置」、「照明」といったこともコミュニケーションに直結してきます。

次の段落から順にみていきましょう。

 

 

机の形や配置によってコミュニケーションの質が変わる?!

 

机の形や配置と言ってもなかなかピンとこないかもしれませんね。

 

少し見方を変えてみます。

人にはそれぞれパーソナルスペースというものがあります。

パーソナルスペースとは「他人に近づかれると不快に感じる空間」のことです。

詳しい説明は省略しますが、大きく特徴をまとめると、

 

・個人個人でパーソナルスペースの大きさは違う

・対知人や対他人、対親族などによってもパーソナルスペースは違う

・一般に女性の方が男性よりもパーソナルスペースが広いと言われている

 

というような感じになります。

 

つまり、仕事の場面で考えると、

あんまり人が近くに居すぎるのは警戒心をもたれたり、

疑いをもたれたりしてしまう、というように考えられます。

 

多くのオフィスでは、机の形は長方形です。

よって、机の配置によって、人との距離感が変わってきます。

 

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皆さんのオフィスでは机はどのように配置されているでしょうか。

対面型?同向型?それとも背面型でしょうか?

※それぞれのデスクレイアウトは、

オフィスデザインにおけるオフィスデスクの重要な役割 Vol.1

をご覧ください。

 

対面型レイアウトの場合は、前や横に常に人がいる形なので、

パーソナルスペース的には、一番狭そうです。

コミュニケーションが最も取りやすいレイアウトですが、

パーソナルスペースをベースに考えると諸刃の刃と言えます。

 

 

同向型レイアウトの場合には、みんなが同じ方向を向いていますので、

パーソナルスペース的には広く感じるはずです。

 

 

背面型レイアウトの場合には、

同向型よりも、よりパーソナルスペースが広く感じられるかもしれません。

 

ちょっとレイアウトだけを考えてみても、これだけパーソナルスペースに対して優劣がでてきます。

 

 

 

最近では、机の形そのものに工夫を凝らす場合もあるんですよ。

 

例えば、円テーブル。

カフェなどではよく見かけますが、オフィスでよく見るというのはまだ少ないのではないでしょうか。

横並びにはなりませんし、斜めに座ることによって真正面ということもなくなります。

 

また、三角の机、というのもあります。

図にしてみるとわかりやすいのですが、

横並びにもならず、対面にもならず、ちょうど各々の視線がズレる形になっていますね。

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あるテストによると、対面、横並び、三角で座ったときに、

三角で座った場合は一番会話が弾むという結果もでているようです。

対面では、伝える→伝えられるという役割が明確化してしまいがちで、

横並びの場合は、距離が近すぎるがゆえに自分のスペースを守ろうとする心理が働いてしまう。

三角の場合が一番バランスが取れていて、対等の関係を築きやすい、という考察があります。

 

机の形に関しては、会議室やリラクゼーションスペースなど、

執務室以外のシーンでの活躍が多い印象を受けます。

会議で意見が飛び交わないな、生産的なミーティングが出来ていないな、

と感じることがあれば、「机の形や配置を工夫してみる」という環境の変化も一案かもしれません。

 

 

照明が変えるコミュニケーションの形

 

さて、今度は照明について考えてみましょう。

照明が人に与える影響、これは皆さんの実体験でイメージがしやすいかもしれません。

カフェのような少し暗い場所と、明るいオフィスでは、

人と話をするテンションが少し変わるということはないでしょうか。

 

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実際、ある実験では、明るいときよりも暗いときの方が、

相手と視線を合わせる回数が増えたり、

視線を合わせる回数が増えることで会話の量が増えたりする、

という結果が出ています。(参考:「住まいと電化」(日本工業出版)2007年2月号)

 

こうした人の心理を上手く活用しているオフィスも増えてきています。

 

例えば、会議室で発言を促すために、あえて会議室の照明を落とす場合もあります。

照明の明るさにはリラックス効果もありますので、

リラクゼーションスペースや社内のカフェスペースなどの照明を落とすことで、

そこでのコミュニケーションの活性を促している場合もあります。

 

執務室ではなかなか相談しにくいことも、

場所を変えると自然と相手と目線を合わせて相談できること、ありませんか?

そうした場所やシーンを意図的につくることもできるわけです。

 

 

さて、今回は「机の形や配置」と「照明」という視点から、

オフィスの「視線とコミュニケーション」について考えてみました。

 

いかがでしたでしょうか。

大きな設備を伴うわけでもなく、ちょっとした工夫でコミュニケーションの質を変えることができます。

新しいことにチャレンジして、会社に新しい風を吹き込んでいきましょう。

 

 

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