コラム

投稿日:2017/9/26

最近はどうなってる?会社の福利厚生事情

最近はどうなってる?会社の福利厚生事情

 

 

こんにちは、オフィス・ラボです。

突然ですが、皆さんの会社では、どのような福利厚生がありますか?

「うちの会社は福利厚生がない…」

「福利厚生は結構充実していると思う!」

会社によって経営方針は違うもの。福利厚生と一言に言っても会社一つ一つによって様々な考え方があります。

今日は、そんな福利厚生について少しご紹介したいと思います。

 

 

福利厚生は2種類ある

 

まず知っておきたいのは、福利厚生は2種類あるということです。

①法定福利

②法定外福利

の2つです。

 

法定福利とは、法律で会社が行うことが定められているもので、
社員の年金や社会保険料支払いの一部を会社が負担することが義務付けられています。
会社が負担する費用は半分ですので、会社としては結構な負担です。
「福利厚生がない…」と思われている方もこの法定福利は絶対ですので、
会社には感謝しなければなりませんね。

 

法定外福利とは、特に法律で定められているものではなく、会社独自の福利厚生です。
皆さんが「福利厚生が充実している」などと言って
イメージされるものはこちらの福利厚生かもしれません。

交通費支給や健康診断受診補助、住宅関連の補助(住宅手当や社宅)、
社員旅行など、実際に享受している人も多いのではないでしょうか。

 

法定福利にしろ、法定外福利にしろ、
福利厚生は、給与以外に会社から社員に与えられるものです。
基本的には、会社が社員がより良い生活を送れるようにするために取り入れているものですので、
しっかり自分の会社の福利厚生を理解して、
また、福利厚生の意味を理解して、仕事に励みたいものですね。

 

 

定番の福利厚生

さて、ここからは定番の福利厚生をご紹介していきます。

 

(1)生活の基盤に関わる福利厚生

「生活の基盤に関わる」とは、住む場所だったり、身体の健康、
または、ライフサイクル全般に関わってくるようなイベントのことをイメージしています。

具体的には、

 

・住宅手当(補助金や社宅など)

・健康診断補助

・出産祝い金等のライフサイクルに合わせた給付金制度

・育児休暇の充実

 

などが挙げられます。

住宅手当や健康診断などは、昔から福利厚生の定番として定着しているように思います。

また、慶事・弔事にお祝い金やお見舞い金を準備する会社も多いですね。

最近では、育児休暇の充実が人気です。
もともと育児休暇は法定休暇として認定されていますが、
制度と実情がマッチングしていないことも少なくありません。
育児休暇の充実を福利厚生として全面に打ち出すことで、
社員も安心して育児休暇を取得することができるようになります。
また、以前当コラムでも紹介したテレワークなどの働き方も広まっていますので、
よりフレキシブルな働き方ができるようになるかもしれませんね。

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(2)キャリアアップを促す福利厚生

会社に勤める身としては、自分の能力を高め、
キャリアアップを行い、仕事を成功させたいと多くの人が考えるもの、だと思います。
日々仕事に追われているとなかなか自分の勉強をする時間もままならないことも多いですが、
会社が後押しをしてくれることで格段にキャリアアップがしやすくなる場合もあります。

例えば、

 

・英会話学校や中国語会話学校の斡旋

・関連書籍の購入サポート

・MBA取得のための留学制度

・関連セミナーや勉強会の補助

・業務上必要な資格の取得のためのサポート

 

などは、福利厚生として扱われていることのある内容です。

 

(3)社員の慰労目的の福利厚生

社員の息抜きのために福利厚生を設けることも少なくありません。

 

・社員旅行

・保養所

・スポーツ等のレクリエーション

・リフレッシュ休暇

 

などは、社員の慰労や社員間のコミュニケーション向上を目的として
取り入れている会社も多いのではないでしょうか。

保養所などは一時期に比べると減ってきているように思いますが、
それでもまだまだ福利厚生としては根強いシェアを得ています。

また、リフレッシュ休暇は取り入れている会社が多いですね。
有給休暇とは別に3年毎や5年毎にまとまった休暇取得を促す会社独自の制度です。

一昔前(今もですが)、よくヨーロッパ諸国は休みが充実していて、
1ヶ月くらいのまとまった休みを取ることも珍しくないという話を聞きましたが、
そこまでではないにしろ、日本でもまとまった休みが取れやすくなるのは嬉しいいことですね。

 

 

これから福利厚生を考える

上述に紹介したような福利厚生は、
基本的には昔から脈々と日本企業で受け継がれてきた福利厚生です。
こうしてまとめてみると、給与以外でも会社の恩恵を受けていることがわかります。

 

一方で、最近では福利厚生も働き方の実情に合わせて変化しているもの事実で、
一昔前には珍しいと思われていたような福利厚生も一般的になっています。
最後に「ちょっと取り入れたくなるような福利厚生」をご紹介します。

 

・ポイント制の福利厚生

社員には福利厚生として「ポイント」が付与されます。
複数の福利厚生から自分にあった内容を選び、
ポイントを消費することでサービスを受けられるというものです。

もともとは1980年代にアメリカから始まったものですが、日本でも大分一般的になってきました。

最大のメリットは「その時の自分に合った福利厚生を得られる」ということ。
育児休暇や旅行、家賃補助やお祝い金、積立金など、
その人の生活スタイル、年齢、性別によってその時「もっとも嬉しい」福利厚生は異なってきますよね。
ポイント制の福利厚生では必要なときに必要な福利厚生を得られるため、人気となっています。

 

・食事系の福利厚生

食事にまつわる福利厚生も人気です。
会社と業者が契約することで、社員の食費の負担を減らし、
栄養面でも気を遣った食事を摂ることができるという点で人気となっています。

昔から「社食」というものは存在していますが、
最近広く取り入れられている形式はちょっと形式が異なります。
オフィス設置型で好きなものを購入できたり、宅配弁当だったりと、
「オフィス」という限られた場所に即したサービスが展開されているのです。

また、コンビニや外食業の発達で気軽に食事はできる一方で、
栄養の偏りを気にしている人からも人気を得ているようです。

 

・変わった福利厚生

特にスタートアップ、ベンチャー企業に多いのが「変わった福利厚生」です。

社食無料/1ヶ月休暇/女子会補助金/昼寝可/動物の部屋/朝ヨガ/ワールドカップ休暇などなど、
中には「これって福利厚生なの?」と首をかしげてしまいそうな内容もありますが、
どれも実在するちょっと変わった福利厚生です。

自分たちで働きやすい会社を創っていくんだという意思が感じられるものも多いですね。
今の時代だからこそ福利厚生として成り立つものも多い気がします。

例えば、「昼寝可」などは一昔前なら考えられもしませんが、
「短時間の睡眠は仕事の効率を上げる」という研究が広く知れ渡っている今では
「なるほど、一理ある」と思います。

 

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いかがでしたでしょうか。
今回は、「最近の会社の福利厚生事情」についてご紹介しました。

福利厚生は、会社の社員の満足度を上げることはもちろん、
採用ブランディングとしても、また優秀な人材を確保するといった意味でも、
キチンと向き合っておきたい内容です。

奇をてらう必要はありませんが、
「社員は何を望んでいて、会社は何ができるのか」に頭を悩ませることは
決して非生産的な行動ではないと思います。

是非これを機に、自社の福利厚生に目を向けなおしてみてはいかがでしょうか。