コラム

投稿日:2017/11/22

近未来へのオフィスの取り組み

近未来へのオフィスの取り組み

 

 

 

こんにちは、オフィス・ラボです。

前回のコラムでは、「オリンピックとテレワーク」について取り上げました。オリンピックという大きなイベントを通じて、テレワークを日本中に広げていこうとする取り組みについて言及しましたね。

 

今回のコラムでは「近未来へのオフィスの取り組み」と称して、私たちのオフィスライフの少し未来をご紹介していきたいと思います。

 

 

働き方の転換期で考える事

 

私たちの仕事は、十数年前と比べると、スピード、情報量といった面では置かれている環境が違います。

例えば、スピード。メールやチャット、携帯電話はもちろん、交通インフラ、インターネットの回線速度に至るまで、
とにかく、より速く、便利にという時代になっているのではないでしょうか。

また、情報量についても言わずもがなです。
一家に一台パソコンという時代は過ぎ去り、スマートフォンの爆発的な普及により、
いつでもどこでも、世界中の情報にアクセスできる環境が整っています。
さらに情報を得るだけではなく、誰でも自分から情報を発信できる時代となりました。

こうしたインフラ面での急激な変化に伴い、私たちの働き方そのものも変化を遂げているのは周知の通りです。

 

いつの時代もそうであったように、現代においても、
新しいテクノロジーの登場により、古い働き方と新しい働き方が、今まさに共存しています。

エクセルやワードが苦手な人もいるでしょう。

スマートフォンのアプリでスケジュール管理をするのを敬遠している人もいるでしょう。

ビデオ会議を取り入れている企業はどのくらいあるでしょうか。

仕事でチャットを使うことに抵抗のある人もいるでしょう。

 

「効率的に働きたい」「最小の労力で最大の効果を出したい」というのはいつの時代のビジネスパーソンも願うことだと思いますが、
正直、矢継ぎ早に新しいテクノロジーが登場し続けるとついていく自信がなくなってしまうのは私だけでしょうか。。

 

 

直面している問題を抽出して最適解を導こう

 

さて、表題にもどります。

近未来といっても遠い先のことではありません。2020年、数年後のオフィスのあり方、私たちの働き方についてです。

 

毎日の仕事に追われ、なかなか「何が問題なのか」ということも見えづらくなっている今日ですが、
ちょっと整理をしてみることで「本当に必要なもの」が見えてくるかもしれません。

 

①情報がサマリー化され、情報処理が容易に

私たちが取り扱う1日の情報量はとても多いです。
メール、電話、会議、打ち合わせ、商談、プレゼン、これらの内容は、すべて一個人が対処しなければならない情報です。
抜け漏れをなくしましょうというのが酷なくらい、多くの情報が毎日右から左へと通過していきます。
さらに、自分が不在時の会議の内容であったり、出張中の社内の状況など、
自分が参加していない時の情報も処理する必要もでてきます。皆さんも思い当たる節がありませんか??

 

2020年には、こうした矢継ぎ早で多角的な情報をサマリー化して瞬時に把握するということが普通のことになるかもしれません。

具体的には、会議やプレゼン、打ち合わせのハイライトを画像や動画などで見て、
直感的に内容を把握するという技術が具体的に登場しつつあります。

自分に必要な情報がダイジェストで受動的に見れることはなかなかすごいことだと思いませんか??

 

②心理的、身体的な自己管理がさらに重要視される

マインドフルネスという言葉を聞いたことはあるでしょうか。
某有名スマートフォンのアプリにも初めから入っていますが、心理的な健康のための考え方です。
また、以前当コラムでも紹介した言葉に、ウェルビーイングというものがありましたが、覚えていらっしゃいますか??
「身体的、心理的、精神的に良好な状態」という意味でしたね。

 

今でも大きな問題となっていますが、現代のビジネスパーソンにとって、心理的な健康を維持することは大きな課題です。
身体は元気でも、心が病んでいるという状態は、本当の健康とは言えないというのが現代の健康に対する解釈です。

 

風邪を引いたら休めますが、やる気がでないからといって会社は休めませんね。

でもこうした、休みたい時に休めない、言いたいのに言えないということが続くと、心の病を煩いかねません。

 

2020年には、心の状態を科学的に分析して、その時に必要なアクションを提示してくれるという技術が一般的になっているかもしれません。

具体的には、指先の血液をセンサーで感知することで、
「糖分が足りていなければ、チョコレートをすすめる」
「強いストレスを感知すれば、リラックスルームでの休憩をすすめる」
「睡眠不足であれば、仮眠をすすめる」
「イライラしていれば、瞑想をすすめる」
といったような状況に応じた改善策を提示するというイメージです。

外見だけではわからない、心のちょっとした疲れを早期解決できれば、より快適に働くことができると思いませんか??

 

 

③什器や固定資産を円滑に共有する

IoT(Internet of Things;モノのインターネット)を使ってオフィスの什器や固定資産を効率的に活用できる日がすぐそこまで来ています。

IoTとは、モノのインターネットと言われますが、ここ最近急激に実用化が進んでいる技術です。
端的にいうと、センサーとネット環境を使って、モノの情報を見える化するというイメージです。

簡単な例でいうと、植物が自発的に「喉が渇いた、お水ちょうだい」と私たちに訴えかけることができます。

どういうことでしょうか??

植物にセンサーをつけておき、植物に最適な水分量を計測します。
その水分量が一定数値を下回った場合に、センサーが感知し、私たちに「水分不足」という情報を通知するのです。

イメージできますでしょうか??

 

この仕組みをオフィスの什器にも利用することで、無駄のない活用を行うことができます。

極端な話、什器やファイル、バインダーといったありとあらゆるものにIoTを活用することで、
「このファイルは1ヶ月使われていない」「この棚はネジがゆるんでいる」「この机はこの部署には不要」などといったデータを
一元的に把握することができるようになります。

使っていないもの、よく使うもの、ここで必要なもの、ここでは必要でないもの、
こうした情報を把握できれば、オフィス内で「浮いた」ものがなくなりますね。

ちょっとそんなオフィス、素敵ではありませんか??

 

 

さて、いかがでしたでしょうか。

「オフィスの近未来」と称して、近い将来、私たちの身近になるであろう内容をいくつかご紹介してみました。
どれもワクワクするものばかりですね。

技術、テクノロジーとは本来私たちの生活を便利に豊かに、ラクにするものだと私たちは考えています。
技術やテクノロジーを使いこなせずに逆にアップアップしてしまうのはもったいないと思いませんか??

自分の周りをもう一度見渡して、必要な技術を上手く取り入れていきたいものですね。