コラム

投稿日:2018/3/31

印象的なサインの施工事例

印象的なサインの施工事例

 

こんにちは、オフィス・ラボです。

前回までのコラムでは、一般的なサインの種類や役割、そしてオフィス内での様々なサインの事例をご紹介してきました。今回は「サイン」の最後のコラムです。実際に使用されている珍しいサインや印象的なサインの施工事例をご紹介していきますね。

 

 

①シンプルで印象的なサイン

 

千葉県の市原湖畔美術館では、サインを活用した印象深い動線づくりをしています。

まずは、何枚か写真をご覧ください。

 

・自動ドアを手かざしのピクトで表現している

1804-01 1804-02

 

・斜めから見ると読めないが、正面から見ると読める

1804-03 1804-04

 

 

画像引用:http://hello-cs.com/photo/421/

 

非常にシンプルで、簡素なサインでありながら、
必要十分な情報を伝えています。

来訪者にちょっとした体験をしてもらう
(サインと向き合ってもらう)のも面白い試みですね。

印象的なサインですが、上手く美術館と調和しています。

「サインをデザインする」という言葉がピッタリだと思います。

 

 

②サインとインテリアの融合

 

中国の商業オフィスでは、
サインそのものをインテリアやデザインの一部とする試みが行われました。

1804-2-01

1804-2-02

画像引用:http://architecturephoto.net/

 

色分けされた模様のようなデザインは、
オフィスのデザインとしての機能を果たしながらも
どの方向に何があるのかをわかりやすく示しています。

また、部屋番号を全面に打ち出すことで、
インテリアのレベルまで昇華させているのも印象的なサインの使い方ですね。

 

③空の玄関口で言語を超えたサイン


成田空港は世界中の人が訪れる日本の空の玄関です。

多国籍の人が訪れる空港ではどのようにサインが使われているのでしょうか。

 

1804-3-02 1804-3-01

1804-3-04 1804-3-05

 

画像引用:http://theinspirationgrid.com/

 

第3ターミナルと他のターミナルを繋ぐ道は、床の色が印象的です。

陸上トラックのように色付け、
デザインされたサインを辿ることで、
自分の目的地まで床のサインが誘導してくれるようになっています。

このような使い方をすることで、
サインは言語を超えた力を持つことも出来るんですね。

 

 

④アイストップになるサインで誘導する

 

大阪の商業施設のバックヤードでは、
サインを大胆に使った面白い試みが行われています。

1804-4-01 1804-4-02

 

画層引用:http://www.sign.or.jp/

 

百貨店など大型商業施設のバックヤードでは
華やかな売り場とは違って、
目印となるものが無く迷ってしまうような無機質な造りの通路が続いています。

アイストップになるようなサインがあれば、
それぞれが記憶の中で空間を関連付け、
文字がなくても誘導できる通路になるのです。

サインにはこのような使い方もあるんですね。

 

 

さて、いかがでしたでしょうか。

私たちが「これはサインだ」と認識しているもの以外にも、
世の中では様々な形でサインが活用されていることがわかったのではないでしょうか。

もちろん、ここでご紹介したのは、ほんの一例に過ぎません。

まだまだ、沢山のサインの活用方法があります。

サインは、それを意識して配置するだけで、
オフィスはもちろん、商業施設や教育機関、
公共機関などの、働きやすさだったり、
居心地の良さを変えてくれるものだと考えています。

大掛かりな変更ではないため、気軽に取り組めるのも魅力的ですね。

皆さんも、身の回りのサインに気を留めてみてはいかがでしょうか。