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オフィス災害に備える~分散備蓄で自分の身は自分で守る~

 

 

熊本地震で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

今も多くの方が避難生活を余儀なくされており、ニュースや新聞で「水や食料などの支援物資不足を訴える声」「届かぬ支援物資」などの情報を目にします。

※「届かぬ支援物資」というのは、支援物資自体は日本各地から向かっているが、大動脈である九州自動車道の寸断で実際の被災地、避難所まで物資が届かないことを意味します。

 

オフィスの防災意識は高まっているか

私たちはオフィスの専門家ですから、オフィスでの災害を想定した備蓄を提案します。

オフィスにいる時に災害に見舞われる確率は、言わずもがな高いものとなります。

厚生労働省より1週間あたりの労働時間は40時間を超えないようにとの基準があります。

1年を約52週間とすると、就労時間は2080時間/年です。
1年は8760時間ですので、1年のうち、少なくとも約24%はオフィスで過ごす計算になります。

 

オフィスでの被災は自宅での環境と異なります。

衣類やタオル、非常用の防災袋など、自宅であればとっさの時にすぐに持ち出せるようなものがオフィスにはありません。

家族とも離れ、連絡もつきにくい状態となります。(これは東日本大震災の時にも体験をしました)

不安や物資不足、継続的な緊張感が過度のストレスを引き起こします。

 

この記事をご覧の皆さまのオフィスに、災害時用の備蓄はあるでしょうか。
備蓄はあるかもしれません。
平成25年4月施行の東京都の条例で「従業員数×3日分の備蓄が努力義務」とされていますので。

ではその備蓄はどこに保管されているでしょうか。
私たちが話を聞いた中では、総務の担当の方が備蓄の管理をされている場合が多いのですが、
総務以外の社員の方が備蓄の管理に対してあまり意識を持っていない印象を受けました。
中には「どこに備蓄があるのか知らない」という場合もありました。

 

これは考え方によっては非常に危険です。

被災時、優先的に行われることは「安否確認」です。
備蓄の配布などは順次行われる、という場合が少なくありません。

そうはいっても、やはり備蓄配給は重要なことであり、
災害が起こった直後、というよりは安否確認等も取れ「ひと段落した後」に
備蓄の重要性は増します。

そんな時、備蓄の場所を知っている人が一部しかいなかったら、
何が備蓄されているか知らなかったら、
十分な備蓄がなく最低限必要なものも受け取れなかったら、
パニックに陥ってもおかしくありません。

 

備蓄は分散させ、一人ひとりが防災意識を高める

1つの提案として、「分散備蓄」という考え方があります。

社員一人ひとりが備蓄を行うという考え方です。

メリットは多々あります。

・備蓄を配るという担当者の負担が軽減される。(担当者が他の重要な初動対応に集中できる。)

・備蓄品をまとめて保管しておくスペースが削減できる。

・一人ひとりが「何が備蓄されているのか」「自分に不足しているものはないか」といった防災意識を高めることができる。

などです。

 

例えば、「そなえさん」という商品があります。
内田洋行が開発している個人用防災備蓄ボックスです。

 

 

この備蓄ボックスは、「一人ひとりのデスクの下に各個人の備蓄品を収納する」ことを
目的として作られています。

非常食や水はもちろん、医療品や救急セット、簡易トイレ、ウェットティッシュなど、
被災時に必要なものをコンパクトに収納できるボックスです。

サイズ展開もしており、

・1人当たり約3日分の水や食料を収納可能なユニットタイプ

・1人当たり約1.5日分の水や食料を収納可能なコーナータイプ

・1人当たり約1日分の水や食料を収納可能なミニタイプ

 

といった必要やオフィスの環境に応じたラインナップがあります。

 

この「そなえさん」による何よりのメリットは、何より
「一人ひとりが防災意識を高めることができ、
自分が何を備蓄しておくべきなのか考えて揃えることができる」
ことではないかと思います。

通常準備されている備蓄品の多くは、水や非常食、救急セットなど
最低限必要なものがまとめられていることがほとんどです。

しかし、例えば、日常的に薬を服薬している人もいるでしょうし、
女性であれば生理用品なども必須です。
ヒールを履いていることで逆に危険なこともありますから、
ヒールではない履物を準備しておくことも必要かもしれません。
匂いが人一倍気になる人は水を使わないシャンプーなども備蓄した方が良いでしょう。
今の時代では、携帯の充電器なども必須となってくるかもしれません。

 

通常時であれば、
「2~3日経てばある程度交通もライフラインも復旧するから大丈夫だろう」と考えがちです。
しかし非常事態には、通常ではないことが次々と起こりえる可能性があります。

「まず自分自身は人に迷惑をかけず十分な安心を確保する」ことで、
少し余裕を持って迫りくる災害に対応することができるのではないでしょうか。


 

オフィス・ラボは、オフィスのプロとして、
多くのオフィスを見てきたからこそできる災害時の備えに対してのアドバイスができます。

是非、お気軽にご相談下さい。

皆さまと一緒に少しでも「いざという時に安心できるオフィス」を作っていけたらと考えています。

 

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