“嗅覚”が紡ぐオフィスコミュニケーション

 

こんにちは、オフィス・ラボです。

 

今回は前回に引き続き、「五感とオフィスデザイン」についてのコラムです。

前回のコラム「五感を刺激するオフィスデザイン」では、
視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚といった五感が日常のオフィス生活とどう紐付いているか
について記載をしました。

今回はその中の「嗅覚」について、少し掘り下げてご紹介したいと思います。

 

 

 

嗅覚の情報量は多い、よって嗅覚が人に与える影響も多い

 

Closeup nose of a woman with virus

 

皆さんは五感の中で、嗅覚がどのくらいの情報量を私たちにもたらしているかご存知でしょうか。

嗅覚から得る情報は、人が得る情報の中で2番目に多い情報量と言われています。(1番は視覚です。)

嗅覚に関連する言葉は複数あります。”におい”であれば、匂いと臭い、”かおり”であれば香りと薫り。

1つの感覚器に対して複数の言葉があるということは、それだけ感受する情報が多いということを示しています。

 

例えば、上記内容で言えば、

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香り・・・鼻で感じられる良い匂い
       例)いい香りのする花だ。

薫り・・・比喩的・抽象的な意味合い
       例)この街は文学の薫りがする。

匂い・・・一般的に好まれる香り
       例)いい匂いのする部屋だ。

臭い・・・一般的に嫌われる香り
       例)臭いのひどい場所だ。                                                                                                            

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といったように一般的には理解がされていることが多いですね。

オフィスにおいても、様々な「香り」、「匂い」、「臭い」を感じることができます。

 

 

オフィスにいる時、嗅覚はどのくらい刺激されているのか?

 

オフィスではどのような”かおり”や”におい”を感じるでしょうか。

例えば、お茶コーナーのコーヒーの匂い、喫煙室近くの煙草の臭い、夏場の湿気と汗の臭い、
隣の人の香水の匂い、エントランスや応接室の花の香りなど、
実はオフィスの中には様々な”かおり”や”におい”が存在しています。

基本的には、オフィスで生活をしていく中での様々な”におい”が融合されているというのが適切かもしれません。

 

 

「嗅覚」はオフィスで生活を送る上で、絶えず刺激され続けています。

しかしそれは、いわばオフィスの生活臭であることが多く、意図的なものではありません。

これは、勿体無いことかもしれません。

「社員の働きやすさ」や「オフィスの生産性」などを考えた時、
「嗅覚」に着目することでその目的を達成できる(または一助となる)場合も少なくありません。

実際、数年前から、「嗅覚」を意識したオフィスづくりに取り組む企業も増えてきています。

 

 

覚”が与える心理的効果とコミュニケーション

 

例えば、「視覚」が人に与える影響は、非常に大きいものがあります。

オフィスのカラーコーディネート1つで「集中」や「リラックス」といったメリハリを促すこともできる、
ということは、前述のコラム、「オフィスデザインにおけるカラーコーディネートの重要性」でもご紹介した通りです。

 

「嗅覚」も使い方によっては、そうした人の行動を変えることができます。

“匂い”は一般的に、人の感情に様々な影響を与えることが知られています。

わかりやすく羅列をすると、

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・ジャスミンやバラなどに代表されるフローラル系の”匂い”

→鎮静作用があり、緊張感をほぐす効果があります。

 

・フレッシュな柑橘系の”匂い”

→気分を明るくし、幸福感をもたらし、精神を安定させる効果があります。

 

・ハーブの”匂い”

→心を穏やかにしたり、頭をすっきりさせたりする効果があります。

 

・木の香り、樹木の”匂い”

→ストレスや血圧を下げる効果があり、健康に良い効果を与えると言われています。

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というようなイメージです。

 

基本的に、「緊張感をほぐしたり」「精神を安定させたり」する作用があることが多いですね。

強すぎる匂いは逆に不快感を与えることもありますので注意が必要ですが、
適度に匂いを活用することで、社員一人ひとりが(匂いがない時よりも)快適に、オフィスワークを行うことができるかもしれません。

しいては、社員間のコミュニケーションの向上、会社の雰囲気向上にも寄与する可能性が十分にあると考えています。

 

 

オフィス用にこんな製品もあります

 

「そうはいっても、オフィスに花をいけるのは世話も大変だし…」

「木の匂いっていったって普通の観葉植物じゃ匂いしないから無理じゃないか」

「柑橘系の香りっていっても、アロマでもたけばいいの?」

実際にオフィスで何かの匂いをさせようと思うと、自然に近いものであればあるほど、それが困難であることがわかります。

 

ここで「elip」という面白い商品をご紹介します。

「スツールと香りが生む、現代の快適なオフィス」というコンセプトの元、岡村製作所から販売されている商品です。
スツールというのは「肘掛けや背もたれのない椅子」のことです。

 

ellip_detail07

 

前述のように、匂いにはその場の雰囲気を和らげたり、気分をリフレッシュさせたりする効果があります。

こうした商品を、会議室や休憩室などに配置しておくだけでも、オフィスの快適さに繋がりますし、
社員同士のコミュニケーションを促進させる効果も期待できます。

 

“elip”は4種の香りを組み合わせることで様々なシーンに活用できるちょっと画期的な商品です。

この商品があれば、手軽に「匂いを活用した」オフィスづくりを行うことができますよ。

活用方法などもご紹介できますので、ご興味ある方はお問い合わせください。

 

 

さて、次週は「聴覚」について掘り下げてみます。

オフィスによっては音楽を流しているオフィスも少なくないですね。会社様によっては、
「就業時間中に音楽なんてとんでもない!」とおっしゃる場合も当然あると思います。

しかし、場所やシーンによっては音によって、オフィスの生産性が向上する場合もあります。

どんな音の使い方がオフィスにとっては効果があるのでしょうか??是非ご覧ください。

 

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