当コラムでも度々話題に触れていますが、
昨今の働き方改革の情報量には目を見張るものがあります。
特にテレワークについては、
総務省でガイドラインが定められていることからもわかる通り、
国として推進していこうという大きな流れがあります。
そんな流れの中で毎度懸念事項として挙げられるのが
「テレワークの際のコミュニケーションスペースの不足」です。
テレワークによって、オフィス以外の場所、
つまり自宅やカフェ、シェアオフィスなどといったように、
場所を選ばず働くことができますが、
その際「話すことが困難な環境」であったり、
「ウェブ会議(テレビ会議)が難しい状況」であったりすることが少なくありません。
カフェで電話をし続けることは周りの迷惑になりますし、
自宅でテレビ会議をするにも専用のスペースがあれば良いですが、
余計なものが映り込まないかなど気を遣わなければなりませんよね。
実はそんな課題を解決できるアイテムがありますので、今日は少しそのご紹介をします。
株式会社ブイキューブの「テレキューブ」という製品です。
「どこでも仕事」を実現する
テレキューブは、電話ボックスのような形をした小型コミュニケーションスペースです。
防音やセキュリティ性が高く、周囲を気にすることなく電話やウェブ会議、作業を行うことができます。
また、標準規格に準拠したテレビ会議システムとの接続が可能なため、
極端な話、ノートパソコンをその場に持ち合わせていなくてもテレビ会議を行うこともできます。
利用箇所は様々な場所が想定されますね。
例えば、企業内でテレビ会議専用ブースとして設置することも可能です。
「企業の中なら会議室を使えば良いのでは?」と思われるかもしれませんが、
実はテレビ会議ができる会議室が限られていたりして、
広い会議室をテレビ会議のためだけに一人で使用しなくてはならない、
などというシチュエーションも少なくないと聞きます。
コワーキングスペースやシェアオフィスなどといった、オープンスペースでの活用も良いですね。
ちょっとしたスペースがあれば設置ができますので、
一旦中に入ってしまえば、防音性とセキュリティ性が高いワークスペースが広がります。
重要な電話やオンライン面談などを行うことが容易になります。
言ってしまえば、一昔前、電話ボックスがあったような場所にはテレキューブがふさわしいかもしれません。
日本中のコンビニの数だけ、テレキューブが設置されてもおかしくないかもしれません。
現時点でのテレワークの問題として、まだまだ場所が限られていることや、
もはや必須ともいえる電源の確保、セキュリティ性などが挙げられると思います。
テレキューブではそうした問題点を払拭できる可能性があります。
働き方改革の選択肢の一つとして
今までこのような製品が表に出てこなかったのは、日本の消防法に引っかかる等の法的な理由もありました。
テレキューブは、開発者の不断の努力により、消防法をクリアし、
さらにファニチャーという性質上、内装工事費用がかからなかったり、
移転の際も比較的容易に移動ができるため、経費の無駄にならないというメリットがあります。
さらに今後も、複数人用のラインナップやさらなる機能の追加など、次々とバージョンアップをしていく予定です。
シェアオフィスやコワーキングスペースのように、
コミュニティ形成とワーキングという方向性とはベクトルが異なりますが、
手軽で堅牢なワーキングスペースの選択肢としては、今後ますます期待が持てる選択肢と言えるのではないでしょうか。
冒頭でも言及した通り、働き方改革自体はテレワークを始め、推進されている流れがあります。
一方で、例えばテレワークであれば、不十分な環境であったり、
限定的な環境で仕事をせざるを得ないという状況も少なくありません。
いわば、テレワーク難民ともいえる人は今後も少なからず増加していくのではないでしょうか。
今回のテレキューブはあくまで選択肢の一つではありますが、
仕事を落ち着いてするに必要十分な環境をどこでも、
まるでコンビニのように使える可能性がある製品だということは特筆すべき点であると思います。
当製品については、オフィス・ラボでも積極的にご紹介をしていますので、ご興味がある方は是非お声がけください。
働き方の新しい扉が開かれるかも、しれません。