皆さんこんにちは、オフィス・ラボです。
オフィスは仕事をし、利益を生み出す場所です。
採用や営業戦略などにも活きて、企業の成長サイクルを加速させる「経営装置」と弊社では位置付けていますが、
その上で戦略的な設計は欠かせないものです。
エントランスや執務室、会議室は弊社のお客様でもデザインにこだわる企業が多く、「オフィスのブランディング」が重要である、とお考えの方も増えてきています。
一方で、リフレッシュスペースやちょっとした打ち合わせコーナー、あるいは社内のインフラ環境などは、
「社内から特に不満の声も聴いておらず、現状でも十分」
「必要最低限の設備が整っていればとりあえず良い」という考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、表面化していないだけで、
少なからず一定数の「現状に満足していない」社員が存在する可能性はどんな企業にもあるのではないでしょうか。
仮にその不満を払拭することで、モチベーション向上のきっかけにすることができたらどうでしょうか。
仕事の効率や生産性が向上し、会社としてはプラスになります。
例えば知人から
「うちの会社はスタバみたいなカフェスペースがあって」とか
「TV会議がしやすい個室があってね」
などという話を耳にしたらどうでしょうか。
「そんなものいらないよ!」と思う方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、
例えばリクルーティングの場などで、一定の支持を受けそうな内容だとは考えられないでしょうか。
こうしたことは、実は採用率や既存社員の定着率、企業の評判、
しいては業績の向上などに大きく寄与する内容です。
ワークスペース以外の場所に力を入れるだけで、社員の満足度は大きく変わってくると考えられます。
働く環境の課題を見える化する「オフィス・サーベイ」とは?
そんななかなか表面化してこない社員の仕事に対する意識や働く環境の状況を把握することを目的とした
簡易アンケート診断システムとして「オフィスサーベイ」というものがあります。
「オフィスサーベイ」=「会社の健康診断」とイメージすると分かりやすいでしょうか。
この変化の時代。
企業が勝ち残っていくためには、社員ひとりひとりのモチベーションを高め、企業変革に取り組む経営者の考え方を共有し、戦略に合った働き方を実践することが必要不可欠です。
また、社員の行動を支え働く『場』もそこで働く人々の意識や行動を理解した上で構築することが求められます。
サーベイでは働く人の内に隠れた意識や行動パターンを可視化し、企業競争力を高めてよりよい働く環境づくりの指針とすることができます。
そして企業の環境改善を、どこから重点的に進めるべきかを「オフィスサーベイ」というサービスを通して社内分析を行い、改善点を洗いだしていきます。
例えば、
「今のオフィスエントランスでは古臭い、採用の際に写真を撮るのが恥ずかしい」
「フロアをまたいでいる(あるいは席が離れている)ので、あの部門とのコミュニケーションがとりづらい」
といった声もあるかもしれません。
細かなところを挙げればきりがありませんが、
営業部門と製造部門ではその従事する業務内容はもちろんのこと、コミュニケーションの取り方なども異なってきます。
IT部門では「ネットワーク環境をもっと強化したい」と考えていても、別の部署では「いやいやそれより性能のいいパソコンを入れてほしい」と考えていたり。
設計部門は「今のデスク幅は狭い!」と思っていても、他の部署からすれば「彼らは場所をとりすぎている!」なんて不平不満が実はあるかもしれません。
にぎやかな環境が性に合っていていつだってあちこちから声がかかる状況が「いい」と思う方もいれば、
「声掛けのタイミングが掴めず、気を遣って業務が進まない」という方も、いるでしょう。
大きなところから、このような細かな部分まで、全社員に向けてアンケート調査を実施することにより、見えなかった課題が見えてくることは、企業にとっても大きなチャンスです。
部門別、フロア別、エリア別など必要なセクションでの情報分析が出来、
「では、今回のプロジェクトではどこを重点的に取り組もうか」と重要な判断を迷いなく行えるように促すのが「オフィス・サーベイ」の魅力でもあります。
新型コロナウイルスの経済への影響・打撃は大きく、今後のオフィス動向にも目が離せなくなってきました。
企業のご担当者の皆様においても、経営の状況を鑑みながら今のオフィスの在り方でいいのか?今が見直す機会なのでは?とお考えの方も多いと思います。
多くの不安がある中、最善の策を講じていくためにもまずは現状を把握し、対策を考えていくことが、ここから先、ますます重要になってきます。
オフィス・ラボでもご希望のお客様には「オフィス・サーベイ」を実施・ご提供しておりますので、 ご興味がございましたら是非一度、ご相談ください。