SDGs

社会貢献と企業の関係性(後編)

皆さんこんにちは、オフィス・ラボです。

 

前回のコラムでは、企業と社会貢献活動はどのような関係、シナジーで繋がっているのかをお話しました。

そこで社会貢献活動は、レピュテーション(評判)という面で、企業のブランディング向上、生産性の向上に大きく寄与していることが分かりました。

 

社会貢献と企業の関係性(前編)

今回は、具体的にどうやってレピュテーションを高めていけばいいのかをお話していきます。

 

 

レピュテーション構築に重要な要因は何か?

 

具体的にレピュテーションを高める前に、レピュテーション構築に重要な要因をお話したいと思います。

 

レピュテーション研究の第一人者のチャールズ・フォンブランによると、優れたレピュテーションを構築する重要な要因を、以下の5つにまとめています。

 

① 顕示性―注目度の高さはレピュテーション構築の重要な要因であり、レピュテーションの高い企業ほど自社の情報を積極的に開示し、ステイクホルダーとコミュニケーションを取ろうとする傾向がある。 

 

② 独自性―ステイクホルダーの脳裏に企業が独自の位置を占めるようになったときにレピュテーションは構築される。 

 

③ 真実性―真実性は情緒アピールを生み、それなくしてレピュテーションは構築できない。(正しいことをしている企業、社会福祉に熱心な企業などは、人々の情緒に訴えかける力を持つ。) 

 

④ 透明性―消費者は幅広く自社の情報を発信する企業のほうがレピュテーションは高いとみなし、逆に世間とのコミュニケーションを避ける企業は世論の審判に負ける。 

 

⑤ 一貫性―トップ企業はその行動およびあらゆる層へのコミュニケーションについても一貫性を保つ。 

 

これらを意識し、取り組んでいくことで、優れたレピュテーションを構築していけることが分かりました。

 

そして、上記の要因と相性が良い活動が、社会貢献活動及びその発信となるのです。

 

 

具体的にレピュテーションを高めるためにどうすればいいのか?

 

上記で優れたレピュテーション構築の要因が分かり、社会貢献活動を取り組むことが有効であると分かりました。

 

それでは、具体的にどのような取り組みがあるのでしょうか。

今回は、様々な業種の方がこの記事をご覧になっていると思いますので、どの企業にも取り組むことができる、ボランティア、募金活動、エコ活動を紹介します。

 

 

ボランティア活動の種類

 

ボランティア活動は、企業全体で行うことももちろん素晴らしいことですが、社内にボランティア活動の種類や内容を発信するだけでも、社員1人1人が考えるきっかけとなり、とても良い事だと思います。(全国社会福祉協議会資料一部抜粋)

 

 

①自然や環境を守るための活動・・・道路・公園などの清掃、海浜美化活動(ごみ集め)、植樹 など

 

②国際交流・国際協力に関する活動・・・通訳、難民救援、技術援助、砂漠の緑化活動(植林)、海外への食料援助 など 

 

③多文化共生に関する活動 ・・・多言語での生活・医療相談、外国人の子どもサポート、多文化共生の理念を広げる活動 など

 

④健康や医療サービスに関係した活動・・・献血、献血活動への呼びかけ、巡回医療・診療、健康相談 など

 

などなど…。

様々な活動があることが分かりました。

 

現在では、現場に行き、活動をすること以外にも、 SNSなどで普及活動を発信することもボランティアの1つになっています。

 

 

募金活動の種類

 

募金活動もいくつか種類があります。

筆者は子供のころ、赤い羽根募金をしたことがありますが、そのお金が何に使われているのか恥ずかしながら忘れていましたので、何のために使われているのかも含め、ご紹介したいと思います。(寄付ナビ記事一部抜粋)

 

①赤い羽根共同募金・・・福祉や地域のために役立てられる

 

②緑の羽根募金・・・森林や緑化整備に使われる

 

③ピンクリボン基金・・・乳がん検診の啓発、乳がん患者の支援

 

④歳末たすけあい国内の身体・知的障がい者、高齢者に使われる

 

⑤海外たすけあい・・・発展途上国の紛争や災害で苦しむ人々へ使われる

 

⑥24時間テレビ募金・・・障がい者支援や被災地の支援に使われる

 

⑦Yahoo!ネット募金・・・インターネット経由でTポイントを寄付

 

⑧チョコ募金・・・ガーナの子どもたちを児童労働から守る

 

⑨一口城主募金・・・1口1万円〜、城の修理を応援

 

⑩日本赤十字社・・・国内で地震や豪雨などの災害義援金

 

⑪ピースウィンズ・ジャパン・・・被災した現地が必要な物資を緊急支援

 

 

エコ活動の種類

 

エコ活動にも色々なものがありますが、今回は、オフィスでできるエコ活動についてご紹介したいと思います。弊社で導入しているものもありますよ!

 

①ペーパレス化・・・最近では、テレワークの導入を考えている企業も多く、エコの観点からも有用です。

 

②溶解ボックスの導入・・・溶解ボックスは、シュレッダーよりも、パッと捨てられて圧倒的に時間が短縮できます。時間のエコ化です。

 

③クールビズとウォームビズ・・・エアコンの設定を下げすぎず(夏)、上げすぎず(冬)することで、電気代を節約できます。

 

④スイッチ付きのOAタップ・・・接続機器ごとにON/OFFでき、待機電力を個別に節約できる個別スイッチが付いた省エネタップです。

 

社外だけのことでなく、社内のことにも目を向け、取り組み、発信することで、社員の愛社精神が芽生えるきっかけにもなり、生産性の向上に繋がるのではないでしょうか。

 

 

まとめ

 

上記のように、 大小関わらず、様々な社会貢献活動があり、取り組み、発信していくことで、優れたレピュテーション構築ができると分かりました。

 

前編、後編に渡り、企業と社会貢献活動の関係、シナジーについてお話してきましたが、社会貢献活動を考えるきっかけになりましたら幸いです。

 

これが、弊社でも参画している「SDGs」に繋がっていきます。

 

次回からはSDGsについて、実際の取り組み事例の紹介や種類等を発信していけたらと思いますので、ぜひ見てください。

 

 

<参考文献及び参考URL>

 

・レピュテーションリスク(評判リスク)――概念整理とマネジメントの方向性

URL:https://image.sompo-rc.co.jp/reports_org/r06.pdf

 

・レピュテーション・マネジメントにおけるコーポレ ート・コミュニケーションの役割 URL:https://toyo.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=4896&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1

 

・日本経済団体連合

URL:http://www.keidanren.or.jp/policy/2013/084_honbun.pdf

 

・日本ユニセフ

URL:https://www.unicef.or.jp/partner/event/volvic/

 

・全国社会福祉協議会資料

URL:https://www.shakyo.or.jp/hp/article/download.php?s=648&a=8490

 

・寄付ナビ

URL:https://kifunavi.jp/howto/donate-type/

 

 

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