皆さんこんにちは、オフィス・ラボです。
今回は、『健康 × SDGs』についてご紹介いたします。
当社のSDGsの取り組みについては下記リンクをご参照ください。
https://www.officelab-ka.com/news/6917/
▼健康とSDGsの関係
健康とSDGsは一見関係ないように思えますが、
”SDGsの17の目標3「すべての人に健康と福祉を」”に該当する項目になります。
健康とSDGsは、様々な切り口からも重要な関係であると言えます。
例えば、社員が健康で継続的に働くことができれば会社や社会の発展に貢献しますし、
国全体の医療費の軽減や健康寿命の延伸にも繋がります。
ただ一口に「健康」といっても多岐にわたる為、
今回は健康の中の「照明・光」に焦点をあて、そのポイントをご紹介させていただきます。
▼生体リズム崩れていませんか?
昨今働き方が急激に変わる中、パソコンを使った仕事が増えていますが、
一定の照明の下で長い時間仕事をしている私達は、
自身の生体リズムに悪影響を及ぼしている可能性があります。
生体リズムにとって最も影響力のある因子は光なので、
適切な時間に適切な光を浴びないと生体リズムは崩れてしまうのです。
▼生体リズムを崩すことで発生するリスク
生体リズムの乱れは、メタボリック症候群や糖尿病などの生活習慣病をはじめ、
がんやうつ病、老化などの要因となることが多くの研究で明らかにされています。
そして上記の病気は年々増加傾向にあります。
▼具体的な照明の効果
照明は色温度(照明の色味)によって効果が異なります。
①昼白色(昼光色と電球色の中間色)※午前中~正午前
自然光に近い白色です。
昼光色よりも目に優しく、モノがはっきり見えるため長時間の作業に適しています。
②昼光色(太陽の色に近い青白い色)※正午
覚醒感や緊張感を呼び起こし脳が活性化することで
集中力を高めてくれる効果があり、思考力も向上させてくれます。
③電球色(オレンジがかった電球色は目の刺激が少ない色)※夕方
眠りにつく時に最も効果を発揮します。
誘眠作用がある脳内物質「メラトニン」という成分が分泌し、1日の生体リズムを調節してくれます。
▼オフィスや家でのオススメ
昼白色…執務エリア/リビング
昼光色…会議室/作業部屋
電球色…リフレッシュエリア/寝室(寝る前)
今回ご紹介した照明の使い分けによって生体リズムを整えることは、社員の健康を守ることに役立ちます。
持続可能な社会への貢献は、社員の健康を守ることから始まります。
<参考文献・参考資料>
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/toushin/attach/1333542.htm