デザイン

<DESIGNER'S REPORT>オフィスにアートがある意味とは?

「DESIGNER'S REPORT」はオフィス・ラボのデザイナーが、デザイナー目線でオフィスにまつわる様々なことについて、考察していくレポートです。

 

オフィスのレイアウトやインテリアをこだわるだけではなく、オフィスにアートを取り入れる企業が増えてきました。アートはただのインテリアではなく、意味を持ってそこに存在しています。今回は、弊社のウォールアートを取り入れた事例と共に、アートがもたらす効果についてご紹介いたします。

 

 

 

アートを取り入れる効果とは?

 

 

■企業の文化や理念の共有、浸透、社風形成

会社が大切にしてきた企業文化や理念など、可視化が難しいものこそ、アートの力を借りて「見えるようにしていく」ことができます。

 

■企業のブランディング、イメージの向上

ただ清潔感があり、観葉植物を並べるだけではなく、アートのように他社にはない独創的なものがあるオフィスは訪問者の印象に残ります。そこで、会社の個性をしっかりと表現できているかどうかが大切なポイントになります。

 

■リクルーティング

近年では、オフィスのデザイン性を重視する学生が増えています。NOMALが行ったアンケートでは、「就職活動においてオフィスデザインを重視したか」という項目で、約半数以上が重視し、60%以上が入社の意思決定に影響を及ぼしたという結果になりました。

 

 

 

 

また、会社のHPだけではなく、SNSでのPRが当たり前になりつつある今、オフィスにフォトジェニックな空間があると、より学生たちの注目を集めそうですね。

 

いかがでしたでしょうか?アートは、空間を魅力的にする為だけではなく、「伝える」ことにも非常に有効なのです。ここからは、実際の事例と共に、「手書きアート」と「グラフィックアート」それぞれの特徴についてご紹介いたします。

 

 

 

手書きアートの魅力

 

アーティストにも個性や歴史があるので、アートはアーティストと企業のコラボレーションと言えます。中でもウォールペイントは、完成品を飾るのではなく壁に直接オリジナルの絵を描くので、そこにしかない唯一無二の作品となるのです。

下記は、実際にアンケート調査を実施してできた案です。

 

 

 

 

そして、実際に完成したウォールアートです!手書きアートは筆の流れなどの立体感があり空間に躍動感が生まれます。

 

 

 

抽象的でモダンなアートにしたり、事業内容をストレートに具体的なモチーフで伝えたり。まだ日本では珍しいウォールアート は人の注目を集めるため、ウォールアート をなぜ導入したのか聞かれることも多くなるはずです。その回答を言葉にして語ることで自社への愛情や理解がさらに深まり、無意識に社員一人一人に文化や理念を浸透させることができるのです。

 

また、稼働中のオフィスでウォールアートを完成させる場合は、アーテイストが描く姿そのものが非日常であり、全くの白紙から、目の前で完成までのストーリーを楽しむことができる「ライブペインティング」も魅力の一つです。ただ絵を飾るという一方通行な問いかけではなく、アーテイストと会話することで「自分も参加した!」という感情が生まれ、その空間への愛着もより深まるのではないでしょうか。

 

 

 

 

グラフィックアートの魅力

 

グラフィックアートは事業のモチーフや歴史など、誰が見てもわかりやすく魅力的に伝えることができます。HPや会社パンフレット等とデザインを合わせたり、複数拠点に同じデザインを取り入れることができるので、企業のブランディングを高めることができます。

 

 

 

あらかじめ図案をデータで制作する為、細かな描写まで正確に表現でき、事前に確認がしやすくイメージも湧きやすいです。出力シートや出力クロスを使用する為、施工も容易で、短時間で手軽に空間の雰囲気を変えることができます。カッティングサインは小面積でも馴染みやすく、更新するのも簡単です。

 

 

 

ガラスに貼ることもできます。透け感を残すことができるので、室内が暗くならず、単調になりがちな廊下も華やかになります。思わず通りたくなりませんか?

 

 

 

 

さいごに

 

昨年から多くの企業が在宅勤務を実施しました。その結果、オフィスを無くしたり、固定費削減の為の縮小化が一部で進んでいます。しかし反面、コミュニケーション不足や、孤独感からモチベーションの低下、帰属意識の弱まり、上司が部下の働きを評価しにくい等の課題もあり、オフィス空間の重要性が再認識されています。

オフィスの在り方は見直され、これからのオフィス空間は、「作業する場所」から「コミュニケーションの場」に変わっていくと予測できます。

 

そんな新しいオフィス空間に、アートの力を取り入れてみませんか?アートから会社の理念やビジョンを再認識し、社員一人一人が未来を語り合う、そんな新しい会社創りの一歩になるかもしれません。

ARCHIVE
関連記事
新着記事