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今回のEXPOのいろいろなブースを見た中で防災グッズ関連の
ブースが多数あり目を引きました。
東日本大震災以降備蓄や防災用品が注目を浴びるようになり、防災用品も日々進化を遂げています。
そんな中で、目に止まったのがポータブル発電機と折り畳みヘルメットです。
2回に分けて発信しますが、初回は防災用発電機についてです。
その名も[空気発電池]です。
なんだかとても魅力的な名前ですね。
空気に触れると発電する仕組みです。
■大きなメリットは
・コンパクトで袖机にもしまえる
・10年間置きっ放しで交換不要
蓄電池と違い放電劣化が無い。
・ガソリン発電機などのように燃料の管理が不要。
・騒音もco2の排出がゼロなので室内や卓上での利用が可能
・大人数で同時にスマホ充電できる。
・途中で使用を止めても密閉保存袋に収納し空気を遮断すれば発電
機能を停止し、その後も開封すれば利用が可能。
なぜ空気で発電できるの?
■ スマホ最大50台充電可能、災害時の緊急連絡などに中規模オフィスなどで役立ちます。
■ 食料備蓄と合わせて電気の備蓄も重要なアイテムの一つとなってくることと思います。
■ 今回のEXPOには出展されていませんでしたが、 他にも水と塩のみで発電出来る発電機もありこちらも 備蓄品として 参考になるかと思います。
https://ishiicorp.com/aqueneous/
長期的な非常事態に必要な食糧、水も重要ですが、電気は災害時に会社や家族との安否確認や周囲の状況の把握がとても重要な
要素となってきます。
ライフラインが機能しなくなった際、防災備蓄用品の一つとしての価値を感じます。
空気発電に続いて今回は防災用折り畳みヘルメットについてです。
今回のEXPOで展示紹介されていた2つのコンパクトな防災ヘルメットから防災グッズの保管方法やあり方について考えてみました。
防災用折り畳みヘルメット2つです。
上から押さえて畳むタイプと両側面から押して畳むタイプがあります。
前者は工事現場での使用にも耐える規格を満たした性能で、
実際にそのように仕事で使われている事も多いです。
後者はコンパクトさを優先したものでどちらかと言えばハードな防災頭巾です。
安全規格が自転車やオートバイとは違い(側頭部を守らなければいけないため)どちらもそれらとは兼用できません。
コンパクトにすることにより、収納場所の選択肢が幾つか出来ます。
1.身近な場所に設置する。
椅子の下などいつも手の届くところに設置できます。
2.デッドスペースを活用する。
不整形な場所や、隙間に設置できます。
3.個人ロッカー内に設置する。
少なくとも一日分のみは個人で確保しておき、全体の混乱を抑えます。
それからもう一つあるかと思います。
災害時のみならず、日常的に愛着のあるものとして飾る事です。
工事現場、ウルトラ警備隊、アメフト、野球、オートバイなど、ヘルメットはなんだかプロっぽくてメカニカルでカッコイイというイメージがあります。
いささか不謹慎ではありますが、正直なところだと思います。
普段から防災意識を持ち、自分好みにカスタマイズしたマイヘルメットを身近に持っていれば、いざ災害時にも存在を忘れることなく、困難な時に僥倖を期待する自己表現のデザインは気持ちの支えにもなり得るのではないでしょうか。