こんにちは、オフィス・ラボです。
「DESIGNER'S REPORT」はオフィス・ラボのデザイナーが、デザイナー目線でオフィスにまつわる様々なことについて、考察していくレポートです。
全3回にわたり「ResizeOffice(リサイズオフィス)」の課題や解決方法など、実際の事例を交えてご紹介します。初回は「ResizeOfficeが増えている理由」をテーマにてお伝えします。
新型コロナウイルスは私たちの働き方に大きな影響を及ぼしています。
国土交通省の調査によると、「テレワークを導入している企業は85%。2021年1月以降にテレワークを導入した企業は全体の60%」とその影響の大きさが窺えます。
出典:国土交通省 企業向けアンケート調査結果
各企業が在宅勤務やテレワークの実施、サテライトオフィスの導入など、働き方が大きく変化し、オフィスの在り方を見直す企業が増えてきています。なかでも本社事業所のオフィス縮小を検討している企業は6割に上ると言われています。
出典:国土交通省 企業向けアンケート調査結果
オフィス・ラボは「Office オフィス」を「Resize リサイズ」する「Resize Office リサイズオフィス」と名付け、新たな定義のもとコスト削減を実現しながらパフォーマンスを最大化する戦略的なオフィス縮小サービスを提供させていただきます。
https://www.officelab-ka.com/news/6940/
オフィスのリサイズを検討するにあたり、最も多い理由は「テレワーク化が進みオフィスの出社人数減少に伴うスペースの効率化や賃料、光熱費などの固定費削減」です。サテライトオフィスを利用し本社オフィスへの出社人数が減少していることも要因の一つと考えられます。
国土交通省の調査によると、オフィス入居人数に対する座席数と今後の意向について「人数分の座席は不要 9.1%」から「今後人数分の座席は不要 38.1 %」と今後ますますオフィスのリサイズが進むと予想できます。
出典:国土交通省 調査の進捗(企業ヒアリング調査・文献等調査)
しかしただ面積を縮小するだけで良いのでしょうか?
リサイズに伴うメリットだけでなく、デメリットや今後発生する課題を抑えておくことが大切です。
まずはメリットとデメリットを見てみましょう。
こちらから考えられる課題は、
・リサイズの目的、目標、働き方のイメージ
・適正面積、人数の把握
・今後の事業や採用の計画
などです。第2回は、具体的な課題解決策やポイントをご紹介します!